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法人向け節税について②決算賞与で法人税をグッと抑える!
法人向け節税
決算賞与で法人税をグッと抑える!支給の3条件をわかりやすく解説
「今年は利益が出たけれど、その分税金が増えそうだ…」
そんな時に中小企業が活用できるのが 決算賞与 です。
実は、“ある条件”を満たせば、
決算賞与は 損金(経費)にできる制度。
社員のモチベーション向上と節税を同時に実現できる、非常に使い勝手の良い施策です。
ただし、その条件を満たしていないと損金にできないため、
制度を理解して正しく実行することが何より大切です。
決算賞与とは?
決算で利益が出たときに、
株主・会社の判断により、社員へ賞与として利益を還元する仕組みです。
一般的な夏・冬の賞与とは異なり、
決算対策として支給する賞与という位置づけです。
損金にするための3つの条件
決算賞与を損金にできるかどうかは、次の3つが揃っているかで決まります。
1️⃣ 実際に支給する金額が会社として確定している
2️⃣ その内容を従業員へ通知している
3️⃣ 決算日から1カ月以内に実際に支給している
特に重要なのは、
決算日から1カ月以内に支払うことです。
ここが抜けると、翌期の経費扱いとなり、節税効果が失われてしまいます。
こんな失敗に注意!
例えば、
- 「決算が終わってから検討しよう」と後回し
- 支給額が曖昧なまま「とりあえず通知」
- 賞与としての根拠書類を残していない
このようなケースは、税務調査で否認されるリスクがあります。
導入のコツと実務ポイント
スムーズに行うためには、
- 決算2~3か月前から利益見込みを確認
- 税理士と「支給額の上限」を試算
- 通知方法を決めて証拠書類を保管
この3つが実務上のポイントとなります。
賞与額の決め方は、
- 売上や利益の達成度
- 個人評価や勤務時間
- 全社員一律、役職ごとなどの区分
など、会社の方針に合わせて柔軟に設定できます。
まとめ
決算賞与は、
- 節税になる
- 社員の士気を高められる
まさに“使い勝手の良い制度”です。
ただし、要件を満たさないと節税効果が消えるため、
- 決算前の準備
- 支給額と通知の確定
- 1カ月以内の支給
この3点を必ず押さえて活用していきたいところです。
利益が出た年こそ、
「良い投資」としての決算賞与を検討してみてはいかがでしょうか。